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財産評価

前回まで相続税額の計算に当たっての主な規定についてお話してきましたが、今回からは、相続でもらった財産の価値をどのように計算していくのかという内容についてお話していこうと思います。

 
たとえば、相続でもらった財産が現金であればその価値は誰しもがわかると思いますが、土地であればどうでしょう。
土地には値札などはついていませんので、その土地の価値がどのくらいあるのかというのは誰しもがわかるというものではありません。

 
一般的に、都会にある土地であればその価値は高そうだということになり、田舎にある土地であればその価値は低そうだということになりますが、税金計算をする上では、そのようにあいまいではいけませんので、相続でもらった財産の金額的な価値を決めるという作業が必要となります。
この作業のことを「財産評価」と呼んでいます。

 
相続税を計算する際に用いていく金額というのは財産評価をして計算した金額ということになるのです。
では、財産評価はどのように行われるのかを次回以降でお話していこうと思います。illust1639