お電話でのお問い合わせ 03-6661-3051 | 受付時間 9:30~17:00

相続税法改正

illust1675相続税法は、平成27年に大きな税制改正が予定されています。
ひとことで言うと増税されることになります。

 
相続税は人の死亡によって財産が移転した際に課税される税金なのですが、近年では亡くなった人のうち4%くらいの人しか課税されない状況となっており、一部のお金持ちに対する税金となっています。

 
これは、バブルの時代に土地の価格が高騰し、それにより相続税が課税されない金額(基礎控除額)を引き上げたのですが、その後バブルが崩壊し、土地の価格が下がったのにもかかわらず、基礎控除額を引き下げなかったため、結果として相続税が課税される割合が下がってしまったのです。
そこで国としては、もう少し幅広く相続税の負担をお願いしたいという考えから今回の改正にいたりました。

 
今回の改正により亡くなった人のうち6%くらいの人に相続税が課税されるようにと考えているようなのですが、不動産価格が高い都市部の方についてはもう少しこの割合が高くなるといわれています。

 
今後このホームページでも相続税法の改正について主だったところをお話できればと考えています。